【失業給付 海外転勤帯同】受給期間延長の申請方法・申請のメリット

f:id:kurashi-map:20170510112656j:plain
失業給付の受給期間延長の申請をしようと思っている方向けに、申請方法や申請のメリットについてまとめています。
ハローワークへ行くための準備をしようと思ったけれど申請先や申請のタイミング、必要な書類がよくわからない…という方もいるかと思います。
私は「配偶者の海外転勤に同行する」という理由で受給期間の申請をしましたが、その他の理由で受給期間延長を考えている方にも役立つ内容だと思います。(※60歳以上の定年などによる離職のケースは除いています)

失業手当の受給を延長できるケース・対象

大阪ハローワークのサイトに受給期間を延長できるケース・対象の人が簡単にまとめられてるため参考になります。
病気やけが、妊娠、出産などが含まれています。
受給期間延長の手続き | 大阪ハローワーク

ちなみに、「失業給付 試算」などと検索すると、おおよその額が把握できるサイトがたくさん出てきますよ。

失業給付受給期間延長の申請先

f:id:kurashi-map:20170510113031j:plain
申請先は、住民登録をしている(=住民票がある)場所を管轄するハローワークです。
全国ハローワークの所在案内|厚生労働省

申請の時期

「引き続き30日以上職業に就くことができなくなった日の翌日から起算して1か月以内」です。私はこれをパッと読んだだけでは理解できませんでした。
例)3月31日付で退職した場合で考えます。
4月1日から無職になる
→30日が経過して4月30日になる
→その翌日は5月1日
したがって、5月1日~31日の間にハローワークへ出向いて申請する必要があります。

必要な提出書類

f:id:kurashi-map:20170510113914j:plain
私の場合は、以下の書類をハローワークに提出しました。印鑑は不要でしたが、念のため持参しておくと安心だと思います。
  1. 受給期間延長申請書:ハローワークの受付でもらって記入します。
  2. 戸籍謄本:前もって取り寄せます。
  3. 海外転勤の辞令書(これはコピー)
  4. 身分証明証:運転免許証や住民票などです。
  5. 雇用保険被保険者離職票−1
  6. 雇用保険被保険者離職票−2
※5、6は退職時に勤務先からもらったものです。

出国後にすること

パスポートの顔写真のページと、入国スタンプが押してあるページをコピーしてハローワークへ郵送します。私はパソコンでそれらをスキャンし、ファイルをメールに添付して実家へ送りました。
そして、印刷したものを実家からハローワークへ送ってもらいました。自分で海外から郵送するよりこの方法のほうが簡単なのでおすすめです。数日後、ハローワークから実家へ「受給期間延長通知書」が送られてきました。

延長の期限・帰国後の手続き

受給期間延長の期限は3年間です。例えば2017年5月10日に出国した場合、延長期限は2020年5月9日です。
本帰国後の手続きについてですが、帰国後1カ月以内に、受給期間延長通知書や身分証明などを持参し住民登録をしている場所を管轄するハローワークへ行きます。私は受給の手続きはしていないため詳細は省略します。

失業給付申請のメリット

f:id:kurashi-map:20170510114101j:plain
延長期限である3年以内に日本に帰国した場合は、失業給付が役に立つと思い申請しました。ただ、中国へ来てもうすぐ3年が過ぎてしまうので受給できなさそうです。
しかし、海外生活が合わなくて先に自分だけ日本に帰った場合でも、失業給付を受給できると思えたのは心強かったです。
仕事をやめて旦那さんについてきたけど、やはり日本で仕事がしたくて途中で帰国した友人もいるので、そういう人にとっても支えになる制度だと思いました。

所要時間は短いのでやるべき

手続きの所要時間はハローワークの混雑状況にもよりますが、私は待ち時間を含め30~40分程度でした。ハローワークにより説明や必要書類が異なる可能性もあるため、分からない場合は管轄先のハローワークに確認すると良いと思います。私も出向く前に電話で一度確認しました。
一見複雑な手続きですが、最初に書類を揃えるところから後は簡単でした。「面倒くさそう…」と思わず、やってみて良かったです。失業給付を受け取れるメリット>>>申請に掛かる労力・時間だと思います。

【ブランク専業主婦の仕事探し】転職サイト・ハローワークに登録。結果は?

2017.12.19

お読みいただきありがとうございます。下記バナーをクリックして応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ