2016年5月に右手の親指の付け根が少し腫れ、痛みを感じるようになりました。腱鞘炎かな?と思い、病院を受診しました。
その結果「ガングリオン」と診断されました。自分で腱鞘炎だと判断して湿布を貼って過ごさなくて良かったと思いました。その時の症状や受けた治療、今現在のことを書いています。
この記事の目次
ガングリオンとは
関節を包む袋が膨らんだ状態だそうです(中身はゼリー状)。日本整形外科学会のサイト内の説明が分かりやすいと思います。
上記サイトにあるガングリオンの説明やイラストをコピーしたものを、私も病院でもらいました。
ガングリオンの症状・治療。受診1・2回目
私の場合のガングリオンの症状と、受けた治療を簡単にまとめました。
1回目受診
2016年5月下旬、スマホを触っている時に右手の親指の付け根あたりに痛みを感じました。見てみると、1cmほどの幅で小さく腫れていました。赤くなったりはしていません。そこで日本人医師がいる病院(中国)に行きました。
超音波検査をした後、注射針をガングリオンに刺して中身を抜いてもらいました。(麻酔をしているので痛みはないです。)
透明のゼリー状のものが0.3ml出てきました。見た目上、腫れは治まりましたが、痛みは少し残っていました。
2回目受診
その約1か月半後の7月中旬、また親指の付け根あたりが腫れてきて、痛みも少し残っていたため再度受診しました。そこでまた注射器で0.3ml抜き、腫れは大体収まりました。
市内に整形外科専門の日本人の先生がいないため、一時帰国の時に日本で診てもらうといいよ、ということで紹介状を書いてもらいました。手術で取り去る場合もあると聞いたため、少し不安でした。
ここまでの治療費(自己負担分)
海外旅行保険があるため、自己負担分はありません。
3回目受診:日本の整形外科
紹介状を持って、一時帰国中に総合病院の整形外科を受診しました。先生の話をまとめると、
- ガングリオンのせいで生活に支障が出るほどでなければ手術はしなくて大丈夫。
- 手術をした場合でも、奥の方にあると取るのが難しいことがある。
とのことでした。このままでいいと分かり、ホッとしました。(と同時に、大したことではないのに紹介状まで書いてもらった申し訳なさも…)
数日前にこの病院の他科を受診していたので、結局その日は再診料のみの支払いでした。
おわりに:受診して良かった
今現在は、時々親指の付け根が少し痛むこともありますが、日常生活には全く問題ないです。見た目は、一番腫れていた時よりもかなり落ち着いています。
左の手の甲が平らなのに比べ、右手はほんの少しだけポコっとしているくらいです。手首を曲げた時だけこうなります。
腱鞘炎だと思いこまずに病院を受診して良かったです。中国でガングリオンと診断された時に「海外で治療した人はいるのかな?」とネットを見たりもしたので、そうした方の参考にもなれば幸いです。
2年前のこの時期、口唇ヘルペスらしきものに悩まされたこともありました。
口唇ヘルペスで1か月間悩み、血液検査を受けたら違うものでした