過去に、支払いを先延ばししていたものが夫婦にそれぞれあります。それは、妻の国民年金追納と夫の奨学金返還です。なぜ先伸ばしていたのか、その理由と反省点について書いています。
この記事が「支払いを先延ばししているものはないかな?」と思い出すきっかけになれば幸いです。
年金 学生特例追納を先延ばし
私は学生時代、学生特例で年金の支払いを猶予されていました。追納する・しないは個人の判断ですが、支払えるなら支払おうと考えて2016年8月に追納しました。期限も近づいていたため、中国へ来る前にするべきでした。
先延ばしにしていた理由
在学中は「就職後に出来れば追納したいな」と思っていたのですが、卒業後数年が経ち、いつの間にか学生特例の件をすっかり忘れていました。
追納手続き方法はとても簡単です。年金事務所に行く必要はありません。
奨学金の繰上返還を先延ばし
2つ目は夫の奨学金です。結婚して間もなく中国へ引っ越すことになっていたため、色々な手続きをする必要がありました。そこで奨学金も清算しておこうとなりました。
奨学金の種類
夫は2年間、日本学生支援機構から奨学金を借りていました。利息付きの「第二種奨学金」です。すでに全額を繰上返還しても生活には支障がなかったのですが、結婚するまで細く長く、といったペースで毎月返還(口座振替)していました。
特にお金がなかった時期もありましたが、就職して数年後には繰上返還できる状態になっていました。
お金があまりなかった頃の暮らしぶりについてはこちらです。
先延ばしにしていた理由
- 忙しさで奨学金の繰り上げ返還に気が廻らなかった。
- 毎月同じペースで返還するのが当たり前になっていた。
こういった理由から、繰上返還をしていませんでした。しかし実際の手続きは簡単です。もう少し早く繰上返還をしていたら、より利息の支払いを抑えられたことになります。「早めに繰上返還をしておけばよかった」と夫はちょっと残念そうでした。
おわりに:支払えるものがあるかも?
最近「学生特例 追納」といったキーワードで「暮らしまっぷ」へ来てくださる方が増えてきたことがきっかけで、この記事を書こうと思いました。
3月の卒業シーズン、就職したら学生特例の分を追納したいと考えている人がこのキーワードで検索しているのかな?と想像しました。
この記事が、年金や奨学金に限らず、支払いたい・完済できる状態なのに放置しているものがないか?を考えるきっかけになれば幸いです。私自身も見直したいと思います!