夫がミニマリストになったきっかけについて書いています。カナダでのワーキングホリデーを終えて日本に帰国したことが大きな理由でした。日本でゼロからスタートするために揃えた物や、その当時の生活の様子についてまとめています。
少ない物で過ごしたい人や、これから一人暮らしを始める人のヒントにもなる内容です。
この記事の目次
会社を辞めてスーツケース1つでカナダへ
夫はワーキングホリデーの制度を使って、カナダに1年間住んでいたことがあります。新卒で入った会社を約2年で「えいやっ!」と辞めてカナダへ行ってしまいました。(この時はまだ私と知り合っていないです。)
最初は現地の一般家庭にホームステイをするので、夫はスーツケース1つに全ての荷物を詰め込んでカナダに渡りました。この時点ですでにミニマリストの素質(?)を感じます。
貯金ほぼゼロからのスタート
夫がカナダから帰国した後の生活が、私にとっては驚きでした。まず、帰国後は貯金があまり残っていませんでした。帰国後は一時的に実家に住んでいましたが、会社を辞めて1年のブランクを経て貯金がほぼゼロ…覚悟が必要ですよね。
ただ、カナダで頑張ったおかげで英語を身に着けることができたので、転職活動(再就職)はスムーズにいったそうです。そして一人暮らしの新生活が始まります。
ミニマリスト夫が最初に買い揃えた物
夫が新生活を始めるために揃えた主な物を紹介します。
- 衣類
- 寝具
- 携帯(当時はまだガラケー)
- ノートパソコン(節約のためネット回線は契約していない)
- 自転車
- 最低限の食器・調理用具
ミニマリスト夫の洗濯・食事
洗濯機はなかったので、洋服はお風呂場で手洗いをしたり、コインランドリーを利用していました。
冷蔵庫も持っていなかったのですが、食事はラッキーなことに昼食・夕食ともに社員食堂で食べることができました。平日でバランスのとれた食事ができれば、週末は簡単なものでも大丈夫ですね。
その後お給料が入ってから、洗濯機や冷蔵庫などを少しずつ買い足していったそうです。夫のミニマルライフの経験を聞いて、無いなら無いなりに暮らすことができるんだな~と思いました。
ケトルは持たないミニマリスト夫
夫はお給料が入った後もやかんや電気ケトルは持たず、ステンレス製の両手鍋で代用していました。なので、私が夫の家に遊びに行ったときは、両手鍋でお湯を沸かしてコーヒーを淹れてくれました。
鍋でお湯を沸かしてコーヒーを淹れると聞いて「えっ…」と感じる人が多いと思います。でも、私自身も元々物欲が弱くて物を増やしたくないタイプだったので、それでいいと思っていました。
今わが家は、やかんではなくミルクパンを使っています。
夫婦でミニマリスト志向です
夫がカナダからの帰国・転職を経てミニマリストになったことについて書いてきました。結婚後の引越しや上海駐在を経た今も、わが家は少ない物で暮らしています。少ない物でシンプル・ストレスフリーに暮らしたい、ミニマリスト志向の夫婦です。