※口唇ヘルペスの写真などは載せていないので、そういった写真が苦手な方でもお読みいただけます。
私は口唇ヘルペスができやすいのですが、昨年病院に通っているのに一向に治らないことがあました。
その後、口唇ヘルペスでないことが判明し、今は治って元気に過ごしているのですが当時はとても悩みました。同じような状況で悩んでいる方の参考になればと思い、その時の体験をまとめました。
内服薬でも口唇ヘルペスが治らない
去年の4月、温かくなってきた頃に唇がピリピリしてきたので、「季節の変わり目だし、また口唇ヘルペスになりそう…」と思いました。
そこで、中国にある日本人医師が常駐するクリニックで診てもらったところ、口唇ヘルペスと診断され内服薬(バルトレックス錠500mg)を処方してもらいました。
しかし、1カ月経っても症状は治まりません。途中からバルトレックスの容量を先生の指示で増やしましたが、発疹は徐々に唇の外へと広がっていきました。その頃は、化粧をすると悪化しそうだったので控えていました。
当時の主な症状
- ピリピリした痛みが続く
- 食事中にしみる
- 唇に水泡ができて破けると黄色っぽい液体が出てくる
といったものでした。痛みが気になって、目の前のことに集中できないこともありました。
血液検査を受ける
それまでに口唇ヘルペスが1か月以上も治らなかったことはなかったので、別の日系クリニックへ行ってみました。するとそこの先生は一見して「それは口唇ヘルペスではないですよ。」と言いました。
私は口唇ヘルペスだと思い込んでいたので驚いたのですが、「念のため血液検査をしてみたら?」と勧められ、採血をして帰宅しました。
数日後出た結果は、ヘルペスウイルス(1型・2型)は陰性でした。病名は特に言われなかったのですが、もらった軟膏(抗真菌薬)を塗っているうちに少しずつ治り、色素沈着が心配でしたが跡が残ることもありませんでした。
※海外旅行保険があったので、治療費の自己負担分はありませんでした。
おわりに
過去にも口唇ヘルペスを繰り返して通院していたので、当時も再発したと思い込んでいました。口唇ヘルペスがなかなか治らない方は、本当にヘルペスウイルスによるものなのか確かめるため、先生に血液検査を受けられるか相談してみると治るきっかけなるかもしれません。
今回は海外保険旅行保険で治療費を全額まかなうことができましたが、もしこれが日本で自費で通院していたら、血液検査で判明するまでに余分に支払っていたことになります。バルトレックスは高いので…
幸い今年は1度も口唇ヘルペスはできていないです。唇の皮膚トラブルといえば、ちょっと辛めの火鍋やカレーを食べたときにヒリヒリしてしまうくらいですがすぐに治っています。