上海・中国在住記
kurashimap2019
【上海 外灘~人民公園散歩】タピオカミルクティーと、街歩き
私は上海に住んでいます。日本の書店で、上海のガイドブックが平積みになっていることを見たことがありません。棚から背表紙がチラっと見えるだけです。自分自身、上海に来るまでこれといったイメージがありませんでした。
「暮らしまっぷ」は中国の具体的な街情報は書いていないということもあり、全体の97%が日本からのアクセスです。
ならば、日本でこのブログを読んでくださっている方に上海の雰囲気が伝わるような記事も時々書いてみようと思いました。今回は、上海らしい場所を初心に戻って1人散歩してみた記録です。メインは外灘(ワイタン)です。
南京東路駅から外灘へ
地下鉄の南京東路駅(南京东路站)からスタートです。地上に上がると南京路歩行街があります。ここを振り返って、外灘を目指して逆方向に進んでいきます。
目的地までは約10分。途中の風景も楽しみながら歩きます。
アパート。窓から突き出た物干し竿に干す光景はよく見られます。今日はパリッと乾きそう。
こういった2階建ての観光バスは市内でよく見掛けます。
目的地が近づいてきました。
外灘(ワイタン)
ここが外灘(外滩)です。西洋式の建築がズラーっと並んでいます。戦前の金融機関などの建物です。沢山あるので一部載せます。
外灘は夜景もきれいなので、夜散歩にも向いている場所だと思います。
上海のビル群(陸家嘴)
対岸には、ビル群が立ち並びます。ちょっと空気?天気?が…
あって良かった、天気がいい日に撮った写真。来た道を戻ります。
タピオカミルクティー(ハッピーレモン)
スタート地点の南京東路駅の駅ビルに入っている快乐柠檬 happylemon(ハッピーレモン)へ立ち寄ります。チェーン店なので市内中にあります。
ここでタピオカミルクティー買い、水分・糖分を補給しながら移動します。この日は気温約25℃と暑かったため、冷たいのにしました。10元(≒160円)です。
人民公園(人民広場駅)
地下鉄に乗り、隣の人民広場駅(人民广场站)で下車します。
駅周辺には大きな上海博物館もあります。入るか迷いましたが、この日は人民公園へ行くことにしました。
人民公園(5号門)のすぐ横にある「一點點」。タピオカミルクティーを売るお店はたくさんあるのですが、このチェーン店も人気です。
公園に入っていきます。
地元の人たちが石のテーブルの上に布を敷き、その上で麻雀を打っています。こういうグループが他にも3つほどありました。
その麻雀を、別の人たちが覗き込んでいます。学生っぽい人など、通りがかりの人も見ていました。こうやって夢中になれるものがあるのは良いですね。楽しそうです。
公園の中はきれいに整備されており、花も沢山咲いています。
さらに奥へ進むと都会のオアシスっぽい雰囲気に。写真には写っていませんが、池の周りに腰かけてのんびりする人たちがたくさんいました。観光で来ている人も多いです。この後もしばらく公園内を散策しました。
グランドシアターと李香蘭
再び5号門から出ると、目の前に「Grand Theater」(グランドシアター)と書かれた建物が目に入ります。今は大光明电影院(大光明電影院)という映画館になっているのですが、かつては李香蘭(山口淑子)がここでソロコンサートをしたそうです。
ここで李香蘭が歌っていたのか~、と不思議な気分になります。気付かずに通り過ぎてしまいそうな建物です。ここまで、約3時間半の上海外灘~人民公園散歩でした。
おわりに:街ブラが楽しいエリア
初めて上海について書くので、分かりやすい場所にしてみました。街歩きが好きな方は、ぶらぶらするだけでも楽しめるエリアです。10元のタピオカミルクティーを片手に楽しみました。ここに上海博物館の見学も足せば、半日は軽く超えてしまいそうです。
今後も時々、上海の雰囲気を伝える記事を書こうと思います。
街歩きにはスニーカーが良いですね。